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ホーチミン市交通運輸局は、車道と歩道の管理・使用に関する同市人民委員会の2008年付け決定第74号/2008/QD-UBNDに置き換わる草案を同市司法局と区・郡レベルの人民委員会宛てに送付し、意見聴取を行っている。
草案によると、歩道は幅1.5m以上を歩行者用として使用し、残りを有料で駐車場の運営や商品・サービスの販売、広告、文化イベント、家屋の建設に必要な資材や廃棄物の一時保管・運搬などに使用することを認める。
車道は、◇文化イベントの開催・イベント時の駐車、◇都市環境衛生企業の生活ごみの一時保管・運搬、◇駐車場の3つの場合に限り、有料で車道の一部を使用することを認める。
草案では具体的な料金は示されていないが、関連機関が料金を策定し、同市人民委員会が同市人民評議会に提出し、承認を得る流れとなる。
同市では、通りに面する民家や店舗などが長期間にわたり堂々と車道・歩道を占拠し、商売や駐車などに使用しているのが現状だ。市は課金制にすることで、車道・歩道の使用を効率化したい考えだ。