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保健省が15日夜に発表した最新ガイダンスによると、空路によるベトナム入国者は、出国前に受けた新型コロナ検査で陰性なら、ベトナム入国時は健康申告を行うだけでよく、再検査と隔離の必要はない。
入国者が出国前に受ける新型コロナ検査について、RT-PCR/RT-LAMP検査と抗原迅速検査のどちらも認められるが、RT-PCR/RT-LAMP検査なら出国前の72時間以内、抗原迅速検査なら24時間以内に受ける必要がある。
今回の最新ガイダンスには、空路で入国する人々に対する規定として上記の出国前の検査について明記されているものの、入国後の再検査や隔離、またワクチン接種証明書や完治証明書の必要性の有無には触れられていない。
このことから、ベトナムへの入国制限はほぼ撤廃されたとみなすことができ、入国後すぐにでも観光活動に参加することが可能となった。ただし、入国後に感染疑いの症状が出た場合は、改めて検査を受ける必要がある。この検査結果が陽性だった場合、保健省の指示に従い対応する。
陸路・鉄道・海路での入国についても、移動時間が短い場合は、空路での入国と同様に取り扱う。移動時間が長い場合は、国境で新型コロナ検査を受ける形で対応する。
2歳未満の幼児については、入国経路やワクチン接種・感染履歴の有無を問わず、検査を受ける必要が無く、保護者とともに入国して各種活動に参加することが可能。
なお、入国者は入国から10日間、自らで健康観察を実施。マスク着用や手指消毒を行い、周囲の人々との濃厚接触を控えるなどして感染症対策を徹底しなければならない。