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会計関連サービスを提供する太陽グラントソントンは、2021年10~12月に実施した非上場企業を中心とする中堅企業経営者の意識調査の結果を公表した。この調査は、グラントソントン加盟主要29か国が実施する世界同時調査の一環。
中堅企業の経営幹部の女性比率について、ベトナムは33%で14位だった。日本は前回調査から横ばいの15%で調査対象国中唯一の10%台を記録し、引き続き最下位だった。
1位は南アフリカ(42%)、2位はトルコ(40%)、3位はマレーシア(40%)、4位はフィリピン(39%)、5位はインドネシア(38%)。調査対象国平均は32%となっている。
一方、経営幹部に1人も女性がいない中堅企業の比率は、ベトナムが4%で24位。日本は48%で前回に引き続き調査対象国中で最も多く、調査対象国中唯一の40%台後半だった。
女性不在の企業比率が最も低いのはナイジェリアで0%。続いて、英国(2%)、インド(3%)、中国(3%)、米国(3%)の順。一方、女性不在の企業比率が最も高いのは日本に続いて韓国(33%)が2位、ギリシャ(22%)が3位、ロシア(21%)が4位、アイルランド(19%)が5位だった。調査対象国平均は10%となっている。