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ホーチミン市第1小児病院は7日に、同病院内に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)小児科を開設する予定だ。新型コロナ専門の診療科を設ける同市で初の病院となる。
同病院の新型コロナ治療ユニット長のフン・グエン・テー・グエン医師によると、ニューノーマル(新常態)に対応するためには新型コロナ患者の治療を行う専門科の設置が必要だという。ユニットに比べ専門科では、充実した医療設備や医療スタッフによる最良の治療を提供できるようになる。
新型コロナ小児科は、入院治療が必要な全ての新型コロナ感染者と感染の疑いのある人を受け入れる。病床数は約140床(うち35床はリハビリ患者用)で、医師20人、看護師27~28人の医療スタッフを揃える。
現在、新型コロナ治療ユニットでは約100人の小児患者を治療している。うち重症の4人は人工呼吸器を使用し、10人余りが陽圧酸素マスクを使用している。グエン医師によると、重症化しやすいのは、基礎疾患を持っている人や肥満の人が多いという。