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北部紅河デルタ地方バクニン省で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行状況が複雑化していることを受け、省人民委は12月1日から12月10日までの間、予防対策を強化すると発表した。
これによると、午後9時から翌朝午前4時までの時間帯に、公務執行や救急、夜勤の場合(証明する書類が必要)を除き、外出を原則禁止する。
また、カラオケ、バー、ディスコ、マッサージ、ジム、ヨガ、スパ、ゲームセンター、ビリヤードの営業も一時停止する。
店内飲食も一時停止し、テイクアウトでの販売のみ認める。会食などで大人数で集まることも禁止となる。
結婚式は、感染流行レベルによって参加人数を制限。レベル1(低リスク:グリーンゾーン)の行政区では通常通りに開催することが可能。レベル2(中リスク:イエローゾーン)の行政区では自宅で30人を上限、レベル3(高リスク:オレンジゾーン)の行政区では自宅で20人までを上限に集まることが可能。レベル4(超高リスク:レッドゾーン)の行政区では親族のみで20人を上限に集まることが可能。
また、同省人民委員会は省内の企業各社に対し、従業員の新型コロナ検査(ランダム検査)を行うよう指導した。なお、ランダム検査の比率は感染流行レベルによって異なり、◇レベル4の行政区:従業員の50%、◇レベル3の行政区:同40%、◇レベル2の行政区:同20%、◇レベル1の行政区:企業の自己判断となっている。