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ハノイ市共産党常任委員会は29日に開いた会議で、市の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策について話し合った。この席で党委員会は、軽症および無症状の感染者の自宅療養を許可する方針を示した。
コロナ感染者(F0)の治療については現在、市内の医療施設で治療を行っているが、軽症者と無症状者に関しては、保健当局が定める条件を満たした場合、12月以降は自宅での療養を認める方針。なお、F0の監視システムは常時更新を続けていく。
市では現在、軽症者と無症状者の受け入れ施設として、市内の医療施設および移動医療センターが使用されている。11月29日時点で市内4つの郡の施設が稼働しており、内訳はホアイドゥック郡が39例、ソックソン郡が8例、ミードゥック郡が7例、タインチ郡が2例となっている。
なお、濃厚接触者(F1)の自宅隔離については調査の結果、市内26区・郡で77万8781世帯が対象となることが明らかとなった。