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スイスに本部を置くグローバル教育機関イー・エフ・エデュケーション・ファースト(EF Education First)がこのほど発表した「EF英語能力指数2021(EF EPI 2021)」のランキングによると、ベトナムは前年の非英語圏100か国・地域中65位からランクダウンして112か国・地域中66位となった。
EF EPIランキングでベトナムは6年連続で順位を下げた。今年度のランキングによると、ベトナムの英語力は800ポイント満点中486ポイントで、前年の473ポイントから上昇したものの、「非常に高い」「高い」「標準的」「低い」「非常に低い」の5ランクのうち、「低い」に分類された。
都市別でみると、ハノイ市は548ポイントで「標準的」、ホーチミン市は480ポイントで「低い」に分類されている。
アジア地域でみると、ベトナムはアジア24か国・地域中12位で前年から順位を1つ上げた。アジアトップのシンガポールは635ポイントで世界4位となり、「非常に高い」に分類された。アジア2位のフィリピンは592ポイントの世界18位、アジア3位のマレーシアは562ポイントの世界28位で、いずれも「高い」に分類された。
日本は468ポイントで世界78位に大きく後退し、ベトナムと同じく「低い」に分類された。
世界のトップ10は以下の通り(カッコ内はポイント)。
1位:オランダ(663)
2位:オーストリア(641)
3位:デンマーク(636)
4位:シンガポール(635)
5位:ノルウェー(632)
6位:ベルギー(629)
7位:ポルトガル(625)
8位:スウェーデン(623)
9位:フィンランド(618)
10位:クロアチア(617)