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ホーチミン市教育訓練局は27日、同市人民委員会に対面授業再開に関する計画案を提出し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染流行レベルに応じて対面授業を再開することを提案した。詳細は以下の通り。
◇レベル1(低リスク・ニューノーマル=新常態:グリーンゾーン)とレベル2(中リスク:イエローゾーン)の行政区:
対面授業を行うが、放課後の活動は実施しないこととする。公立以外の学校は、安全に関する条件を満たせば、寄宿舎での寮生受入、全日制授業、スクールバスの運行が可能。
各校は教育分野の安全評価基準を満たし、ソーシャルディスタンスを確保するほか、感染流行状況が悪化した場合、即座にオンライン授業に切り替えられるよう、体制を整えなければならない。
大学については、安全評価基準を満たし、講師と学生が十分なワクチン接種を完了している場合、対面授業を行うことが可能。
◇レベル3(高リスク:オレンジゾーン)の行政区:
対面授業とオンライン授業を組み合わせる形で行い、教室外での教育活動や放課後の活動は実施しないこととする。対面授業の実施については、小学1年生・小学2年生、中学1年生(日本の小学6年生に相当)、中学4年生(日本の中学3年生に相当)、高校3年生を優先する。
◇レベル4(超高リスク:レッドゾーン)の行政区:オンライン授業のみで対応する。
保育園・幼稚園の再開については、十分なワクチンを接種した教諭のみ園内で教育活動に当たることが可能。当面は半日制とし、園内での朝食も無しとする。1クラスを2つに分ける形で対応し、午前と午後にそれぞれ授業を行う。
なお、ホーチミン市ではレベル3の行政区はビンタン区のみで、レベル4の行政区は無い。同市直轄トゥードゥック市および他の区・郡はレベル1、またはレベル2と分類されている。