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ホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)は21日、市内の輸出加工区・工業団地内の企業で23日から適用する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に関する第2428号文書を発表した。
文書によると、「3つの現場」(◇現場での生産、◇現場での食事、◇現場での休憩・宿泊)、または「1つのルート・2つのスポット」(1つのルートのみを通って労働者を宿泊施設から生産現場に輸送)の体制を導入して操業を継続している企業は、救急の場合を除き、8月23日午前0時から9月6日午前0時までの期間に人材の入替・追加・削減を行わないこととする。
ただし、HEPZAは上記の2つの体制の導入を新規で希望する企業の申請を受け付けない。
HEPZAは、8月中旬に発表した第2715号文書で「4つの安全な生産体制」のいずれかを確保できる企業に対し事業再開を認めるとしていた。しかし、第2428号文書では、追って通知があるまで「3つの現場」と「1つのルート・2つのスポット」以外の体制を適用しないことを決定した。
なお、第2715号文書の「4つの安全な生産体制」は以下の通り。
◇「3つの現場」、または「チームによるシフト制の3つの現場」。
◇「1つのルート・2つのスポット」、または「複数の『1つのルート・2つのスポット』」。
◇「4つのグリーン」(新型コロナに感染していない労働者<グリーン労働者>が、個人車両で感染例がない住居<グリーン住居>と職場<グリーン職場>の間を安全なルート<感染リスクが「高い」、または「非常に高い」地域を通過しないグリーンルート>で適切な時間帯に移動)。
◇上記を複数組み合わせた体制。