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ホーチミン市保健局によると、同市では17日に新型コロナウイルスワクチン12万6157回分が投与され、その大半は中国シノファーム(Sinopharm=中国医薬集団)が製造するワクチン「ベロセル(Vero Cell)」だった。同市では、これまでに成人(18歳以上)人口の69.8%が少なくとも1回目の接種を受けたことになる。
既に5区、11区、フーニュアン区、カンゾー郡では、成人人口の100%が1回目の接種を完了。各自治体は残る人々の1回目の接種と2回目の接種に向けて準備を進めている。
ホーチミン市全体では、17日までにワクチン492万5781回分が無事に投与された。
同市はこれまでに、保健省から20回にわたって計440万回分のワクチン配分を受けている。ワクチンの種類は、◇英国アストラゼネカ(AstraZeneca)製が360万回分、◇米国モデルナ(Moderna)製が57万1000回分、◇米国ファイザー(Pfizer)製が5万5000回分、 ◇中国製「ベロセル」が1万9000回分など。
市はこれとは別に中国製「ベロセル」を自己調達し、2回に分けて計200万回分を輸入した。「ベロセル」は13日から投与を開始し、17日までに合わせて52万回分が投与された。