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北部紅河デルタ地方バクニン省では、小学校から高校までの生徒30万人余りが7月19日から登校を再開した。バクニン省は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波が最初に広がりをみせた地域の一つで、2か月前から休校措置が取られていた。
バクニン省人民委員会の決定によると、小学生、中学生、高校生は登校を再開して2020~2021学年度の期末テストを受ける。受験生に当たる9年生(中学4年生)は登校して復習の授業を受け、高校入試に備える。
生徒の登校再開に当たり、各校は保健当局と協力して校内施設や教室の清掃と消毒を行う。また、教員と学生から全体の20%をランダムで選び、定期的に新型コロナウイルス検査を実施。授業と試験の際は、座席の間隔を空けるなどして感染予防に努める。
感染者(F0)、濃厚接触者(F1)、濃厚接触者の接触者(F2)に該当する生徒および封鎖地区に居住する生徒については、各校が復習カリキュラムを作成して、学年度の期末試験と評価を行うこととする。
なお、高校入試の会場では、ワクチン接種を受けた教員らが試験官を担当。受験者も新型コロナウイルス検査を受けなければならない。F1とF2は別室で入試を受け、封鎖地区に居住する受験生は3度の新型コロナ検査で陰性だった場合は、入試のために封鎖地区を出ることが許される。