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南部メコンデルタ地方カントー市は新型コロナ対策の一環として、7月13日から新たな通達が出るまでの間、市内での旅客輸送サービスを停止させた。
今回の措置は、路線バス、観光車両、配車アプリによる契約車両、タクシーなど全ての旅客輸送が対象となる。
ただし、公務用車両、日用品と食品の輸送、工員や専門家の送迎、資材の輸送、怪我人や病人の輸送については対象外。
タクシー業者に対しては、所有する車両の最大20%を病院への通院と緊急搬送向けに使用することが許可されているが、走行時に定員の50%を超えてはいけない。
また同市交通運輸局は、市内のフェリー乗り場に対し、旅客扱いを停止するよう指示した。こちらも食品などの生活必需品、怪我人や病人の輸送については対象外となっている。
なお、カントー市内では現在、ニンキエウ区とカイラン区で、最も規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置が適用されている。