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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波が国内で広がっている。南中部沿岸地方ビントゥアン省でも市中感染が確認されたことを受け、同省人民委員会は一部行政区に対し、社会的隔離措置を適用することを決定した。
これにより、ファンティエット市(TP. Phan Thiet)は24日正午から14日間にわたり、首相指示第16号より規制が緩い首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置が適用されることになった。
また、トゥイフォン郡(huyen Tuy Phong)も25日0時から14日間にわたり首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置が適用される。
ファンティエット市とトゥイフォン郡では、この期間中、1つの部屋で20人以上が参加する会議・イベントの開催、職場・学校・病院以外の場所で10人以上で集まることが禁止となり、公共の場では2m以上のソーシャルディスタンスをとることが義務付けられる。
この他、宗教施設における20人以上での活動・儀式、公共の場での文化・スポーツ・娯楽活動も禁止となる。飲食店では店内飲食が禁止となるが、テイクアウトでの販売は認める。
省当局はこれに先立ち、感染者と感染疑い者が訪れたとして、◇ビントゥアン省総合病院(ファンティエット市)、◇チュオンザン薬局(同)、◇バンタインマンション(同)の3か所を封鎖している。