(C) PLO 写真の拡大. |
地場不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下のバンブー航空(Bamboo Airways)は、国際航空運送協会(IATA)が運用するデジタル健康パスポートアプリ「IATAトラベルパス(IATA Travel Pass)」の試験導入を開始する。
IATAトラベルパスは、乗客の新型コロナウイルス検査結果やワクチン接種状況などの情報を記録し、渡航先の政府が定める要件に沿った健康証明書としての役割を果たす。データは利用者が管理し、プライバシーも保護される。
乗客は、事前にIATAトラベルパスのアプリをダウンロードし、写真やパスポート、フライトなどの情報を登録する。その後、出発地の政府指定かつIATA登録の新型コロナウイルス検査施設で検査を受け、健康状態が渡航先の要件を満たしていれば、「OK to Travel」の通知が届く。
なお、IATAトラベルパスは、◇シンガポール、◇パナマ、◇エストニアの3か国が入国時の使用を認めており、シンガポール航空(Singapore Airlines)やカタール航空(Qatar Airways)など60社以上の航空会社が試行を進めている。