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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員長を務めるブー・ドゥック・ダム副首相は15日、新型コロナウイルスワクチンの独自調達に関するホーチミン市人民委員会の提案に同意した。
これに先立ち、新型コロナウイルスワクチンの調達について、政府は関連機関に対し、ワクチンの買い占めによる調達価格のつり上げを回避するよう指導していた。
一方、ホーチミン市で新型コロナの第4波が急拡大していることを受け、同市人民委員会は11日、同市の企業がコネクションを活かしてワクチン供給元と交渉し、独自に調達することを提案した。
保健省はワクチンの流通許可や品質管理を担当し、予防接種を手配することになっている。
ホーチミン市の18歳以上の人口は720万人以上で、うち160万人が工業団地内の企業で働いている。しかし、同市がこれまでに保健省から受け取ったワクチンは14万回分程度に留まっている。
2回の接種を完了した人数は1万0200人近くで、6万4400人近くが1回目の接種を受け、2回目の接種を待っている。
ホーチミン市保健局のグエン・ホアイ・ナム副局長が11日に明らかにしたところによると、市はワクチンの独自調達に向けて500万回分の輸入を交渉中だという。