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東南部地方ドンナイ省人民委員会は5日、4日に発出した感染防止対策を強化する通達第6180号/UBND-KGVXに対する新たな通達第6196号/UBND-KGVXを発出した。
新たな通達によると、感染拡大のリスクにつながる毎日の往来を制限する目的で、ホーチミン市からドンナイ省へ、もしくはドンナイ省からホーチミン市へ通勤する人が勤務地に留まるよう調整することを企業や個人、労働者に要請している。
ただし、毎日往来しなければならない必要がある場合については、規定を厳格に実施した上で往来を認めるが、実施しなかった場合には従来通り21日間の隔離措置を適用する。
送迎車で移動する企業の専門家や工場労働者、労働者の場合、企業はドンナイ省警察に車両番号や車両ごとの乗車する人のリスト、省内の乗降地点などを登録する。検問通過時に乗車する全員に検温と健康申告を実施する。また、感染防止対策を徹底し、車両は定員の半分を超えないようにするほか、1回の移動ごとに車両の消毒を行う。
専門家や工場労働者、労働者が各自の手段で移動する場合、検問所で検温と健康申告などを厳格に行う。
これに先立ち、ドンナイ省は5日午前0時より、ホーチミン市から同省に入域した人に対し、自宅または隔離施設での21日間の隔離措置を適用するとの通達を発出していたが、新たな通達はこれを緩和する形となっている。