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ホーチミン市交通運輸局は、補助金が支給される路線バス4路線の運営権の競売を実施し、バオイエン(Bao Yen)と第28合作社の共同企業体が落札した。
落札された路線は以下の通り。
◇1番:ベンタイン~チョロンバスターミナル
◇15番:ザウザイバスターミナル(東南部地方ドンナイ省)~スエンモック郡(東南部地方バリア・ブンタウ省)
◇65番:ベンタイン~アンスオンバスターミナル
◇152番:チュンソン住宅区~タンソンニャット国際空港
ホーチミン市内で運行する1番、65番、152番の路線では、市が新車42台を投入する。共同企業体は5月1日に運営を開始し、運営権の有効期間は2025年までの5年間となる。
同市では路線バス 127本が運行されており、今回落札された4路線を含む90路線は補助金が支給される。残る86路線については2023年までに運営権の競売が行われる。
市は路線バスの補助金総額を2018年の1兆1230億VND(約53億円)から2019年に1兆2470億VND(約59億円)に、2020年にはさらに1兆3110億VND(約62億円)に増やした。
なお、同市のバス利用者数は近年、減少の一途を辿っており、2019年には前年比▲12.1%減の延べ2億5500万人に減少した。市は、補助金を増やすと共に路線バスの運営権の競売を実施することにより、サービスの質を高めたい考えだ。