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保健省の4日午後から10日午後までの発表によると、外国人2人を含むベトナムへの入国者20人が新たに新型コロナウイルス陽性と判明した。
10日午後6時の時点でベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は1514人、死者数は35人。感染者の89.9%にあたる1361人が回復済み。
新規感染者20人のうち6人が日本からの入国者(いずれもベトナム人)だった。
1495人目の感染者(男性・26歳)は、12月20日に日本からホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。到着後の検査の結果は陰性で、東南部地方バリア・ブンタウ省で隔離措置を受けていたが、2回目の検査で3日に陽性の結果が出た。
1502人目(男性・21歳)・1503人目(男性・26歳)・1504人目(女性・29歳)の感染者は、12月29日に日本から東北部地方クアンニン省バンドン国際空港に到着。北部紅河デルタ地方ハイズオン省で隔離され、4日に陽性の結果が出た。
1513人目の感染者(男性・25歳)は、1502~1504人目の感染者と同じ便で12月29日に日本からバンドン国際空港に到着。ハイズオン省で隔離され、8日に陽性の結果が出た。これに先立ち、4人と同じ便で入国した別の1人も陽性の結果が出ている。
また、1514人目の感染者(女性・24歳)は、8日に日本から北中部地方タインホア省トスアン空港に到着。タインホア省で隔離され、9日に陽性の結果が出た。
1514人目の感染者に関して、タインホア省保健当局は11日午前までに、13人の接触者(F1)、11人の接触者の接触者(F2)を特定し、隔離措置を講じている。F1の13人のうち9人は機内で感染者の近くに座っていた人、4人はトスアン空港での入国者受け入れと隔離施設までの移送を担当した医療スタッフ。