(C) hanoimoi 写真の拡大. |
政府の国家報告情報システムと情報・指示・管理センターの稼働式が19日、開催された。国家報告情報システムは、政府と各中央省庁や地方政府をつないで、全国の行政機関の報告データを収集・統合・共有することを目的とする。データは要約、分析されて政府や首相の指示や管理に役立てられる。
マイ・ティエン・ズン政府官房長官は、「このシステムは情報や視覚的データに基づく指導者の決定をサポートし、国会や政府が省庁や地方に設定した経済社会発展目標の実施状況の把握を可能にする」とコメントした。
情報・指示・管理センターは先進的な技術設備を装備し、報告情報システムと各省庁や地方の管理センターとを連結する。政府閣僚が各省庁や地方に対し、デジタルデータや直接対話などを通じて指導・管理することができるようになる。
グエン・スアン・フック首相は、デジタル政府の構築は政府の透明性を高め、経済成長の推進とビジネス環境の改善のために必要だとし、「2020年は国のデジタルフォーメーション元年であり、デジタル国家創造に向けて始動する年」であることを強調した。