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ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン主席はこのほど、同市交通運輸局の提案を受けて、4月1日から15日まで市内を走る全ての路線バスの運行を停止することを決定した。
今回のホーチミン市の路線バス運行停止は、グエン・スアン・フック首相が30日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の全国規模での発生について宣言を決めた後に発表された。
これに先立ち、同市交通運輸局は27日、新型コロナウイルス感染症拡大防止策の一環として、3月28日から4月15日まで公共交通手段の運行を制限すると発表。路線バス54路線(市内の一部路線および市内と近隣省を結ぶ路線)の運行を一時停止して路線バスの運行本数を約半分に減らすとしていたが、今回さらに規制を厳しくして、市内の全路線が運行停止となった。