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ハノイ市ナムトゥーリエム区にあるミーディン学生寮で19日22時頃、同寮で暮らす学生約1000人超が粛々と荷物をまとめ一時退寮した。
これは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止策として、21日より全ての国からベトナムに入国する者に対して14日間の集団隔離措置を適用することに伴い、ハノイ市では同寮を始めとする一部の学生寮が隔離施設に充てられるため。
この度一部の学生が一時退寮したのはミーディン寮、ホアンマイ区の学生街ファップバン・トゥーヒエップ学生街、ナムトゥーリエム区ハノイハイテク短期大学で、それぞれ海外からの帰国者4800人、4000人、800人を収容する隔離施設に使用される見通し。
各寮の管理委員会は19日14時頃に寮生の一時退寮に関する通達をハノイ市人民委員会から受け取り、寮生へ同日中に周知し引っ越しのサポートに当たった。ミーディン寮は1~5のブロックからなり収容能力は7500人。このうちこの度一時退寮が通達されたのは1、4、5のブロックで、該当者は約1000人。学生の多くは帰省したり、下宿に引っ越した。
退寮が通達された学生らは急なことに困惑する者もいたが、多くは国のためならと好意的だという。