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ホーチミン市人民委員会は13日、バハマ籍のクルーズ船「シルバースピリット(Silver Spirit)」の入港を拒否することを決定した。これは同市保健局の提案を受け入れたもので、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環。
保健局によると、13日に入港を予定していたシルバースピリット号には、826人(乗員403人、乗客423人)が乗船しており、この多くが新型コロナウイルス感染流行地域であるイタリアの国籍の者だという。
入港後は下船した乗客らがホーチミン市内および周辺の観光地を訪問する予定だったが、感染拡大防止のため、市当局が同船舶の入港を拒否することを決め、市海事港湾局も市人民委員会の決定に従う方針を示した。
なお、シルバースピリット号は4日にミャンマー政府からも同様の理由で入港を拒否されていた。