(C) thanhnien 写真の拡大. |
ベトナム国内で31人目と33人目の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染例となった英国人観光客2人が、東北部地方クアンニン省を訪れていたことが明らかになった。
同省当局はこの2人が利用した施設の消毒を行うと共に、移動ルートを公表し、ツアーガイドや遊覧船の乗組員、運転手など接触のあった人々を特定し隔離措置を適用している。
2人は、ベトナム国内における主な感染源となっているベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)のロンドン発ハノイ行きVN0054便で3月2日にベトナムへ入国した。
1人は4日から5日にかけて、もう1人は5日から6日にかけて同省に滞在し、「QN-5897号」と「QN-5228号」でそれぞれハロン湾を遊覧した。さらに、ハロン市の真珠店やハノイ~ハイフォン間高速道路のサービスエリアなどを訪れたことも確認されている。
なお、濃厚接触者であるツアーガイドと運転手は、バイチャイ街区(phuong Bai Chay)のホテルに宿泊していた。