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南中部高原地方ダクラク省バンメトート市にあるフンブオン中学校で14日、不審者が女子トイレに侵入し中学4年生(日本の中学3年生に相当)にわいせつ行為を働いたとして、同市警察はドー・フウ・バオ容疑者(男・22歳)を逮捕した。
バオ容疑者は14日午前7時、保護者を装って警備員の同意のもと校内に立ち入った。その後、女子トイレに忍び込み、約2時間にわたり刃物で脅迫しながら女子生徒1人にわいせつ行為を働いた。
さらにバオ容疑者は携帯電話でトイレの中での様子を撮影し、「話を漏らせばこれをソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で公開する」と脅した。
教室に戻った後も泣き続けていた女子生徒は先生に慰められ、勇気を振り絞ってトイレでわいせつ行為を受けたことを語った。警察はバオを容疑者として特定し逮捕した。
バオ容疑者は当初の取り調べで「女子生徒とはSNSで知り合った」と供述していたが、後に「知り合いではない」と主張するなど供述を変えており、捜査は難航している。
同容疑者の携帯電話からは多くのアダルトビデオ(AV)が発見された。警察は引き続き裏付け捜査を進めている。