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このところ中部沿岸地域のビーチに大量の麻薬が漂着し、問題となっている。南中部沿岸地方クアンナム省、北中部沿岸地方トゥアティエン・フエ省、同クアンチ省の住民らが、11月30日から12月2日にかけてビーチで拾った麻薬を当局に引き渡した。
麻薬は中国語の文字が印刷されたプラスチックパックに小分けされ、ポリタンクやポリバケツに詰められた状態で漂流していた。クアンナム省では約10kg、トゥアティエン・フエ省では約7.8kg、クアンチ省では約8kgが収容されている。
発見された麻薬はヘロインや結晶状の薬物などで、麻薬成分の含有量が極めて高い。梱包状況が異なるため、出所はそれぞれ別の可能性がある。
公安省麻薬取締警察局は麻薬が漂着した地域に捜査員を派遣し、捜査に乗り出した。地元当局は、麻薬を拾ったにもかかわらず引き渡していない住民がいる可能性もあるとして、住民への情報周知を行っている。