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米国の司法当局は13日、在留資格の取得を目的とする偽装結婚を仲介した大規模な偽装結婚仲介ルートを摘発したことを明らかにした。主犯格はベトナム系米国人のアシュリー・イエン・グエン容疑者(女・53歳)とされている。
同事件には、ベトナム国籍と米国国籍の男女100人以上が関与したと見られており、このうち50人が既に逮捕されている。当局は、容疑者らについて、かなりの余罪があると見ており、職業や財産、税申告書を偽造して米国移民局(USCIS)に提出した疑いもあるとしている。
今回逮捕された偽装結婚仲介グループは、米国・テキサス州とベトナムを中心に活動。偽装結婚仲介1件あたりの手数料は、3万~7万USD(約330万~780万円)で、この費用には偽装のための結婚写真撮影なども含まれていたという。