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2019年1-4月期に、日本向けベトナム産農産物の検査において農薬の残留基準の違反が多く発見された。
日本当局はこれを踏まえ、違反のあった企業の商品に対する全数検査を行うほか、同種のベトナム産商品に対する検査も強化する予定だ。
また、ノコギリコリアンダーに対しては、クロルピリホスやシペルメトリン、プロフェノホス、ヘキサコナゾールについて全数検査を行う。このほか、アマメシバ、フクロタケ、ドラゴンフルーツなども検査を強化する。
これを受けて、ベトナム農業農村開発省植物保護局は、日本向けに農産物を輸出する企業各社に対して、農薬の残留など食品安全衛生に関する日本の規定を厳守するよう注意を呼び掛けている。