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東北部地方フート省ベトチー市のフンブオン広場で4月12日(金)19時45分から、国内最大規模の祭り「フン王祭り」の開幕式が行われる。今年はこれに合わせて花火も打ち上げられる。フン王祭りは、フン王の命日の旧暦3月10日にあたる4月14日(日)まで3日間にわたり開催される。
今回の祭りでは、毎年恒例のフン王へ線香を手向ける儀式のほか、フン王に関する芸術プログラム、各種文化・芸術・スポーツ活動、展覧会など、様々なイベントが行われる。
フン王祭りは、ベトナムの建国に尽力したとされる伝説上の歴代王「フン王(雄王)」たちの功績を称える伝統的な祭りで、旧暦3月10日(2019年は新暦4月14日)のフン王の命日に合わせて毎年開催されている。政府の代表者らも出席し、全国各地から約400万人が訪れる。フン王の命日は2007年よりベトナムの祝日となっている。
なお、2019年は4月14日のフン王の命日当日が日曜日にあたるため、4月15日を振替休日とし、4月13日から15日まで3連休となる。同スケジュールが適用されるのは土曜日と日曜日が休暇日となっている公的機関・組織のみで、一般企業などは各社でスケジュールを調整する。
フン王については、ベトジョーライフ(VIETJO LIFE)の「国の礎を築いたフン王の伝説~旧暦3月10日はフン王命日~」を参照。