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南中部沿岸地方フーイエン省の沿岸から約2カイリの海で19日に漁民により発見された、魚雷らしき形をした「謎の物体」について、ベトナム国防省は27日に記者会見を開き、「海外の訓練用魚雷」と明らかにした。
この訓練用魚雷には弾頭が搭載されていなかった。海流に流されてベトナムの海岸に漂着したものと見られる。長さ6.7m、直径0.54mのこの訓練用魚雷には、中国語の文字が記載されている。
中国国防省はこれに先立つ21日、同国海軍が12月上旬に海南島付近の海で訓練を行った際に訓練用魚雷1本が無くなったことを確認しているが、ベトナム人の漁民に発見された訓練用魚雷が同国海軍の発射したものか否かについては言及していない。