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ホーチミン市ビンタイン区の大動脈であるグエンフウカイン通りの冠水問題を解決するポンプについて、同市人民委員会はこのほど、年間レンタル料を100億VND(約4900万円)とすることを仮決定した。
これにより、同市冠水防止管制センターはポンプを所有するクアンチュン工業グループ(Quang Trung Industry Group)に1年分のレンタル料を仮支払いする。
グエンフウカイン通りは同市で冠水が最も激しい地点の1つ。大雨が降ると水深1mの冠水がしばしば発生し、激しい交通渋滞を引き起こしている。
同社は市にレンタルするため処理能力9万3000m3/時間のポンプを製造・設置し、2017年から現在までに大雨の時に23回にわたりポンプを稼動した。同社は年間レンタル料を244億VND(約1億2000万円)と提示したが却下されたため、2018年8月からポンプの稼働を一時停止している。
同社は、市が1年分のレンタル料を仮支払いすれば、ポンプの稼動を再開することを約束している。