(C) Duong Ngoc, TTXVN, Vietnamplus.vn |
昨今の狂犬病ワクチンの接種需要の高まりに伴い、各地方自治体ではワクチンに対する見直しが進められている。
ワクチンの接種需要に対応できるよう、保健省傘下の医薬品管理局はワクチン輸入供給業者に対して十分な在庫を確保するよう指導した。狂犬病ワクチン輸入業者の報告によると、これから年末までにおおよそ120万本のワクチンを確保する必要があるという。
医薬品管理局によると、狂犬病ワクチンが不測の事態に陥らないようにするため、供給業者は最低1か月分の在庫を確保することが求められている。
ワクチンの供給や接種状況を厳正に管理するため、保健省は供給業者と予防接種機関との間でワクチンの本数や種類、価格、納品日および双方の責任を明確に記載した契約書に基づき取引を実施するよう指導。また、医薬品管理局は各省・市の予防薬センター、予防接種施設に対して詳細な契約に基づいた取引を行うよう指導した。
このほか、保健省は医療機関に対してワクチンの安定供給のために複数の業者から複数の種類のワクチンを購入することとしている。