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シンガポールの裁判所はこのほど、在留資格を目的とする偽装結婚を仲介したベトナム人とシンガポール人の被告2人に禁固18か月の判決を言い渡した。
判決を受けたのはホー・ティ・ベー・バー被告(ベトナム国籍、女・31歳)とアドリアン・キン(シンガポール国籍、男・37歳)の2人。2人は24~34歳のベトナム人女性6人と24~57歳のシンガポール人男性6人との間の偽装結婚を仲介したとされる。
偽装結婚仲介1件あたりの手数料は2万SGD(約164万円)。このうち、ベトナム人女性と結婚するシンガポール人の男性は3000~5000SGD(約24万6000~41万)を受け取り、在留資格の延長1回につきさらに100~300SGD(約8200~2万4600円)を受け取っていた。
偽装結婚した男女5組も今回の裁判で禁固6~18か月の判決を言い渡された。別の1組は引き続き裁判を受けている。ベトナム人女性らは同国の風俗産業で働いていると見られる。