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ビンズオン省トゥーザウモット市で自動車修理工場を経営するブイ・ヒエンさん(62歳)は13日、自作したヘリコプターが空中に浮かび、低空を安定して移動する様子を撮影した動画を公開した。市内にある周囲をフェンスに囲まれた空き地で試験飛行を実施した。
「ザックモー(夢)」と名付けられたこのヘリコプターは、重量約390kg、全長8.6m。ヒエウさんは約5億VND(約231万円)を投じ、2年間かけて試行錯誤の実験を繰り返しながら製作し、ようやく完成にこぎつけた。
ただ安定姿勢を保つため、台湾企業にアルミ製の回転翼を特注しなければならなかった。また、安全性を確保するため、信頼できる製造元から多くの部品を輸入しなければならなかったという。
ヒエンさんは低空飛行を成功させたが、空を自由に飛び回る「夢」の実現には、まだ多くの困難が待ち構えている。今後、当局に試験飛行の許可を申請する意向で、これに成功した暁には、自作ヘリコプターの著作権登録手続きを行う考えだ。