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アジア各国を結ぶ海底ケーブル「イントラアジア(IA)」の切断事故が6月27日に発生し、国防省傘下のベトナム軍隊通信グループ(ベトテル=Viettel Group)などが提供するインターネットのアクセスに影響が出ている。
シンガポール沖45kmの地点が切断され、同事故によりベトナムから海外へのインターネット速度が低下している。7月12日から19日にかけて切断部分の溶接作業が行われる見通し。
作業中はIAのサービスが停止されるが、ベトテルは「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」など別のケーブルの容量を増やすとしており、作業中の影響は限定的と見られている。
IAはシンガポール、ベトナム、フィリピン、香港、日本を結ぶ全長6800kmのケーブルで、2009年11月に供用が開始された。