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16日午前から正午にかけて、ホーチミン市内全域が霧とスモッグに覆われた。南部気象台によると、霧とスモッグの原因は、北から流れ込んだ寒気と大気汚染が重なったためと見られている。北部では、ここ数日の間に気温が急低下しており、東北部地方のランソン省やハザン省、カオバン省などの山間部では16日に初霜が観測された。
ホーチミン市資源環境局所属環境観測分析センターの報告によると、市内の大気汚染は2014年までと比べて深刻化しており、特に浮遊粒子状物質(SPM)は健康被害をもたらす最大の汚染要因になっている。汚染の原因は車両(特にトラック)の通行量増加と交通渋滞にあると見られている。
南部気象台は、スモッグが健康に悪影響を及ぼす可能性もあることから、外出する際にはマスクを着用するよう忠告している。