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東南部タイニン省チャウタイン郡タインロン村にあるビエンホア農場周辺で、7月28日から30日にかけて10万匹ものカエル(アジアジムグリガエル)が一斉に姿を現したことから、自然災害の前兆ではないかと住民の間で不安が広がっている。
ある村民は、「村道を走行中、大量のカエルが群れをなして移動しているところを目撃した。カエルを轢いてしまわないようバイクから降りて、手で押して歩かなければならなかった。カエルの群れが出現するのは地震が発生する前兆だという話もあるので、心配だ」と語った。
これについて地球物理研究所傘下の地震津波警報センターのグエン・ホン・フオン副センター長は、「タイニン省は安定した地層に位置しているが、今回カエルの大量発生という異常現象が起きたことも事実。万が一緊急事態が生じた際には、すぐに警報を発表できるよう地震観測を強化している」とコメントした。