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寒波の襲来によりこの1週間ほどで、気管支炎や下痢症(主にロタウィルス下痢症)にかかる子供の数が増えている。
ホーチミン市第1小児病院では、直近の1週間に気管支炎と診断された子供の数が前の週に比べ20~30%増加した。前週には1日当たり170~180人を診察していたが、18日には215人に急増した。医師によれば、気温の低下が主な原因だという。
ホーチミン市第2小児病院でも気管支炎患者が増えている。現在約350人が入院しているが、ベッドが不足し1台に2~3人が寝ている状態だ。
一方ハノイ市の中央小児病院では、直近の1週間で診察した子供のうち30~40%が気管支炎か下痢症だった。ただ、1日当たりの診察患者数は通常の3000人から2500~2700人に減少している。
同病院の医師はこの原因について、学校の試験の季節に当たっており、緊急性のない患者が試験が終わるまで来院を先延ばししているのではないかとみている。また、近隣省からの患者が寒さで遠出を避けていることも原因の一つだとしている。