(C) dantri, 発表されたホーおじさん像のデザイン案 写真の拡大. |
ホーチミン市常任委員会はこのほど、同市1区グエンフエ通りの市庁舎前にある公園に新たに設置する「ホー・チ・ミン像」のデザイン案を発表し、市民や芸術協会などに意見聴取を行った。それによると、「ホー・チ・ミン像は美しく、生気に満ち、自然な佇まいを持ち、且つ頑丈で、何より故ホー・チ・ミン主席に似ていなければならない」との意見が多く出た。
2015年は南部解放から40周年と故ホー・チ・ミン主席生誕125周年を迎える節目の年に当たり、同市は現在、新たな「ホー・チ・ミン像」の建設計画と市庁舎前公園の改修工事を進めている。なお、これまで設置されていた「ホーおじさんと児童」の像は、同市3区のホーチミン市幼稚園に移される予定。
新たな「ホー・チ・ミン像」は、画家で彫刻家のラム・クアン・ノイ氏が制作する。像の高さは台座を含めると7.2m、像本体の高さは4.5mになる見通し。デザイン案の制作に先立ち、専門家や市民らに行った意見聴取では3200余りの意見が寄せられた。
なお、同市1区中心部のグエンフエ通り改修工事は2014年10月11日に着工。完工時期は2015年4月28日の予定で、現在は一部車両を除き通行止めとなっている。同案件によると、グエンフエ通りを幅64mに拡張することになっている。