(C) thesaigontimes TAXデパート内のモザイクタイル 写真の拡大. |
在ホーチミンフィンランド名誉領事館はこのほど、同市1区グエンフエ通りのサイゴンタックストレードセンター(Thuong Xa TAX)内にあるモザイクタイルなどの文化遺産の保護に関する建議文書を、同市人民委員会及び文化スポーツ観光省に提出した。この文書には、建築家や各分野の研究者、学生ら300人余りの署名が含まれている。
建築家・研究者グループの代表チャン・フウ・コア氏は、同センター内にある文化遺産の保護を支持する署名を呼びかけ、文化スポーツ観光省遺産局やベトナム歴史・考古学研究分野における国内外の専門家からも賛同意見を得ているとコメントした。
これに署名した300人には、ベトナム歴史科学協会総書記のグエン・ティ・ハウ博士、ハノイ国家大学人文社会科学大学歴史学科考古学部長兼人類学博物館館長のラム・ティ・ミー・ズン博士、サイゴン歴史研究者でイギリス国籍のティム・デーリング氏ら権威ある人々が名を連ねている。
文化スポーツ観光省はこの建議文書を受け付けた後、同センターの歴史・文化・建築的価値の保護に向けて効果的な対策と研究を実施するよう関連当局に指導し、また同省へ具体的な方案を提出するよう同市人民委員会に対して要求した。