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15日に発生した、東南部バリア・ブンタウ省から香港までを結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故で、ケーブルの切断部分の溶接作業が29日より開始される。作業の完了は10月4日の予定で、10月6日以降、ベトナムから海外へのインターネットアクセスが完全に復旧する見通し。
FPT情報通信[FPT]傘下のFPTテレコムによると、台風など天候の影響で作業を行うことができない状況にあることから、完全復旧までには時間がかかる見込みだという。
切断事故を受けてインターネットの接続スピードが通常比で約40%遅くなっていたが、事故発生後すぐに迂回ルートが設定されるなど迅速な対策が講じられたため、17日の時点では大幅に回復している。ただし、完全復旧まではしばらく影響が続きそうだ。