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東南部タイニン省出身のグエン・チャン・ホン・チャウさん(26歳・女性)がホーチミン市3区レーバンシー通りで開いている果物形の緑豆菓子店が、多くの市民の人気を集めている。同店は2014年年初に開店したばかりだが、1個あたり4500VND(約22円)で販売し、1か月あたり3000~4000万VND(約14万7100~19万6100円)もの収入があるという。
果物形の緑豆菓子は、緑豆粉と砂糖などを混ぜ合わせた生地を、マンゴー、ビーツ、桃などの果物の形に成形するもの。見た目もかわいらしく子ども達にも人気であるため、「幼少時代のお菓子(Banh tuoi tho)」とも呼ばれている。
チャウさんは、「果物形緑豆菓子店の開店に必要な資金は数千万VNDに過ぎないが、消費者の需要に応えるのはそう簡単ではない」と語る。また、1日あたりに作る緑豆菓子1000個の品質を一定に保つため、菓子作りに熟練した人手が必要となる。そこで、チャウさんは市内で生産拠点を設立する代わりに、毎朝、田舎の家族の元で作られたものを市内まで運送している。
現在、1日当たりの販売数は900~1000個、祝祭日には2000個にも上る。1か月あたりの平均では、2万5000個が売れているという。