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北中部ゲアン省ナムダン郡ホンロン村にある国家級芸術建築・歴史遺跡ニャンタップ寺で7日午前9時頃、火災が発生した。この火災で寺院の後宮部分が全焼、屋根の一部も崩壊し、建物内に収蔵してあった遺物もほぼ全焼した。
気温が高く蒸し暑かったこと、木造であったこと、また南風にあおられたことで、建物はあっという間に炎に包まれた。
自警団と地元住民が消火にあたり、火災発生から約1時間後にようやく鎮火が確認された。当局は現在、出火原因の究明を急いでいる。
同寺院は李朝時代(1009年~1225年)から続く寺院で、阮朝時代(1802年~1945年)に大修築が行われた。1993年に国家級芸術建築・歴史遺跡に指定され、毎年旧暦3月15日には記念祭が催されている。