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1月11日に正式オープンしたAEON VIETNAM Co.,LTD(イオンベトナム)のベトナム 1号店「イオンショッピングモール・タンフーセラドン」で、市民らが開店記念の花輪を無断で持ち帰り、開店セレモニーが終了する前に、花輪が見るも無残な姿に変わり果ててしまうという事件が発生した。
その様子を写した画像がインターネット上にアップされると、「モラルに欠ける行為だ」、「テト(旧正月)が近いから、この連中は花市と勘違いしてるんじゃないか?」、「これがベトナム人だから仕方がない」などと批判するコメントが相次いで投稿された。なお、イオンの日本人スタッフは、この行為をただ呆れた様子で眺めていたという。
ベトナムでは最近、東南部ドンナイ省ビエンホア市で、トラックの荷台から落ちたビールに市民ら群がり、勝手に持ち去るという事件が起きたばかりで、ネット上では「ビエンホアの略奪事件から何の反省も見られない。これが日本のニュースで流れないことを祈る」という投稿も見られた。
因みに、日本の一部の地域では、開店記念の花輪を「縁起物」として、客が持ち帰ることが習慣化してるが、ベトナムでは一般的にこうした習慣はないとされている。