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交通安全対策の強化に関する政府決議が出されてから2年間の実施状況を総括する会議がこのほどに開かれ、グエン・スアン・フック副首相が大都市でのバイクの乗り入れ制限について言及した。VTCニュースが報じた。
フック副首相は、各省庁や地方が交通安全対策に積極的に取り組んできたと評価した上で、交通事故の死者がまだ増えていると指摘した。国家交通安全委員会によると、今年1月から10月15日までに全国で2万4369件の交通事故が発生し、7812人が死亡、2万4387人が負傷している。前年同期に比べ、件数は1092件減少、負傷者は2595人減少したものの、死者は123人増えている。
フック副首相は交通運輸省に対し、運送業者の管理を徹底し、過積載車両やドライバーの検査や教育を強化するよう指示。公安省にはパトロールを強化すると共に、違反を犯したドライバーを厳格に処分するよう指示した。
フック副首相はさらに「大都市では交通渋滞の具体的な解決策が必要だ」とし、ハノイ市とホーチミン市に対し、公共交通機関の整備と並行してバイクの乗り入れを禁止する計画案を作成するよう指示した。