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中部高原地方ラムドン省のリエンクオン空港周辺の林で最近、2頭の猛獣が出没するようになり、地元住民の飼っている家畜・家禽などが襲われるという事件が相次いでいる。20日付ザンチー紙(電子版)が報じた。
同省森林保護局が野獣の残した足跡を調べたところ、猛獣の正体はヒョウの可能性が高いという結論に至った。ヒョウと見られる猛獣は昼間、空港近くの林に身を隠し、夜になると空港近くのギアヒエップ村に出没しては家畜・家禽を餌にしている。
森林保護局は、ヒョウがベトナムレッドブックに記載される希少な動物であるとして、早急に保護すべく、ヒョウの行動パターンを把握し捕獲に動きだす方針。