(C) Danviet, タインホア省公安で導入されるネット銃 写真の拡大 |
国防省国防工業総局の武器研究所は9日、北中部タインホア省タインホア市公安に対して、関連当局と共同で開発した「ネット銃」6丁を引き渡した。同省交通警察は今後、バイクでの暴走行為の取締りにこの新兵器を導入するとしている。ザンベトが報じた。
このネット銃は、標的に網を発射して捕獲することができる。射程距離は約30メートル。標的を照射するレーザーガンサイトも備えており命中度が極めて高いという。同省公安によると、発射されるネットはタイヤに絡まり、暴走バイクを減速させるが、転ばせることは殆どないため、安全且つ効果的な取締り方法だとしている。
これに先立ち、同省交通警察では、暴走バイクを捕獲するために漁網を使用していたが、獲物を捕らえるようにバイクを取り締まる行為が市民らの反感を買い、また交通事故を誘発する恐れが高いとして、2012年半ばより使用を中止していた。