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ホーチミン市税関局は、税関職員による嫌がらせや不正行為を防止するため、監視カメラの設置を進めており、一部の税関支局では既に導入され始めている。29日付バクザン紙(電子版)が報じた。
サイゴン港第3地区国境税関支局(7区タントゥアンドン港)では、企業の書類受け付けや手続き窓口にカメラを設置し、業務状況を逐一観察できるようにした。税関職員が企業に嫌がらせ行為などをしたことが発見されれば、直ちに処分されることになる。同支局の幹部職員は、設置から2週間監視を続けているが、今のところ問題は起きていないと話した。
サイゴン港第1地区国境税関支局(カットライ港)は、南部に出入りする輸出入貨物の大半の通関業務を行っている。ここでは以前から書類受け付け窓口にカメラを設置しているが、今後はコンテナヤードにも複数のカメラを設置する予定だ。
また、タンソンニャット国際空港国境税関支局でもカメラの設置が予定されているが、公安当局などとの調整が必要なため、まだ実現に至っていない。この他の税関支局でも設置が計画されている。