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カントー橋管理運営社は2日、メコンデルタ地方のカントー市とビンロン省の境を流れるハウ川に架かるカントー橋の通行料金徴収を停止し、料金所に設置されていた開閉バーを撤去した。ザンチー紙(電子版)などが報じた。
料金徴収の廃止は、道路維持費の徴収が開始されたことを受けて運輸省が提案していたもので、グエン・タン・ズン首相の承認により実施された。
このカントー橋料金所で働いていた職員は73人。今のところ今後の配置場所が決まっておらず、職員は不安な気持ちを抱えている。
同社のグエン・ジ・タイ会長によると、この料金所で働いていた職員の一部に研修を行い、今後道路管理詰所などに配置転換することを考えているという。同社はすでに職員の希望を聞き、残るにしろ退職するにしろ会社の規定に従って条件を整えることを約束しているが、具体的にはまだ何も決まっていないという。