(C) Cafef, 疑惑の商品「タイガー・ジャーキー」 |
最近、ハノイ市の小学校の前で、中国産の「タイガー・ジャーキー」を売る露店が増えている。価格は1袋3000ドン(約12円)で、人気アニメのカードがおまけで付いているため、小学生の間で大人気だ。27日付カフェエフが報じた。
パッケージには強そうな虎の絵が描かれており、漢字で「老虎肉」の文字が記されている。商品の説明も全て漢字で書かれており、ご丁寧に国際標準化機構(ISO)イメージ(もちろん偽称だが)までプリントされているが、ベトナム語での説明は一切なく、製造年月日と賞味期限の記載もない。中身の「虎肉」だが、色は赤で、味は辛くて酸味が効いている。
同市の市場管理支局は現在、この商品の出所を探っており、消費者に対し、得体の知れない物を購入しないよう、保護者には子供に買い与えないよう、忠告している。以前、ビーフジャーキー(乾燥させた牛肉)の偽造品を作った経験がある人は、豚肉、硼砂、着色剤などがあれば、同じものを簡単に作ることができると語った。