(C)Ictnews |
ハノイ市情報通信局は24日、「郵政・通信分野に関する2012年上半期の総括会議」を開催した。この会議で、同市郵便局は市内にある複数の高層アパートおよびオフィスが集合ポストの設置義務を怠っているため、配達業務に支障が出ている現状を報告した。25日付ICTニュースが報じた。
郵便法では集合住宅やオフィスビルなどの高層ビルに集合ポストを設置する事が義務付けられているが、管理会社の多くはこの規定を重視していない。そのため、郵便配達員は1通の手紙を届けるために、ビル中を駈けずり回らなければならない。中には郵便配達員がビルに出入りする事を禁止しているところもあるという。
同市郵便局は、これにより発生している無駄な人件費と時間の削減にむけて、バーディン区やホアンキエム区にある各高層ビルの管理会社に対し、集合ポストの設置を徹底させるよう交渉していく方針。